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生誕130年記念「岡栄一郎の陰影」

岡栄一郎は金沢出身の劇作家です。秋聲の遠縁にあたり、栄一郎は彼を「おじさん」と呼んで慕い、将来の進路について相談したり、住まいや結婚の世話をしてもらったりなど家族ぐるみの付き合いを持ちました。また、大正4年、秋聲の長篇小説『奔流』が夏目漱石の在籍する「東京朝日新聞」に連載される際、その背景に漱石門下生であった栄一郎の存在があったことも見逃せません。〝新思潮派〟と称される芥川龍之介、久米正雄、菊池寛、山本有三らとの交流も繁く大正から昭和にかけ新進気鋭の劇作家、またとくにその辛口が評判の演劇・文芸評論家として活躍しました。
 この展示では、岡栄一郎生誕130年を記念して、秋聲をはじめとする同時代作家たちとの交流から浮かび上がる人物像をご紹介します。

※8月23日(日)まで会期延長予定です。

日時

令和2年3月28日(土)~8月23日(日)※6月30日(火)は作品展示替えのため休館

場所

徳田秋聲記念館

料金

要観覧料

お問い合わせ

〒920-0831 石川県金沢市東山1丁目19番1号
TEL(076)251-4300 FAX(076)251-4301

shusei@kanazawa-museum.jp

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