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文化イベント詳細

【臨時休館】工芸カルテット

石川県の伝統的工芸品の中で稀少とされる「琴、三味線、太鼓、銅鑼」。どれも藩政時代から長きにわたって石川・金沢の風土に根付いてその音色を紡いできたものです。
"琴"は江戸時代、武家における女性の教養の一つとして、また明治以降も女性のたしなみとして教えられ、その音色は心地良くしみわたります。"三味線"は藩政時代、金沢の東・西・主計町の花柳界で地唄、長唄、民謡などの伴奏に用いられ、特にその音色が重視されてきました。"銅鑼"は中国から日本に伝わって、もともとは出帆や合戦の合図として使われていました。やがてその音の壮麗さから茶席で使われるようになり、金沢では茶道の普及とともに制作されるようになりました。"太鼓"は、藩政時代、加賀藩では武芸より文化芸能に力を入れたことで、能楽や雅楽、神事、仏事、祭礼用の楽器として需要が多く発展していきました。この度の企画展では、このように百万石の文化の質を高めてきた雅な稀少伝統工芸の在りようをご紹介致します。

日時

令和2年3月27日(金)~5月18日(月)

場所

県立伝統産業工芸館

料金

大人(18才以上260円・65才以上210円) 小人(17才以下100円)

お問い合わせ

石川県立伝統産業工芸館
住所:〒920-0936 金沢市兼六町1番1号
電話:076-262-2020
FAX: 076-262-8690

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